2024年5月17日(金)から19日(日)まで
三社とは浅草神社の旧名の三社権現と称されていた所から出た名で、浅草寺観音像を浅草浦(宮戸川)から拾い上げた漁師、檜前浜成(ひのくまはまなり)・竹成(たけなり)と土地の識者、土師中知(はじのなかとも)の三人を祀る所から世に三社権現と称されていました。三社祭は古昔は毎年3月17・18日が大祭でしたが、神仏分離以後の明治5年から5月17・18日に改められ、更に近年は5月の第3日曜日とその前金曜・土曜日に行われるようになりました。また三社祭には古式神事の拍板舞(びんざさらまい)が行われますが、中世の田楽舞の伝統を受け継ぐ古楽舞で、東京都の無形文化財に指定されています。
三社祭は神輿渡御が有名であり、浅草神社の氏子町会四十四ケ町の神輿勢揃いが土曜日午後1時に浅草寺境内にて行われ、浅草が祭り一色に染まります。神社神輿の渡御(本社神輿三体一之宮・二之宮・三之宮)は日曜日午前6時浅草神社境内より担ぎ出され、それぞれ三方面に別れ氏子各町会を練り歩きます。本社神輿の渡御は大変キケンですので見学には十分お気をつけください
詳細については、浅草神社奉賛会「三社祭」公式情報ホームページでご確認ください。