2024年3月17日(日)・18日(月)
詳細は浅草観光連盟公式ホームページでご確認ください。
浅草神社境内・浅草寺境内にて
浅草寺本尊示現会の行事として古式に則り浅草神社の本社神輿三体を浅草寺本堂外陣 にお上げし一夜奉安致します。十九日夕刻、浅草神社神職神霊入れの儀齋行の後、本 社神輿三基を氏子衆(うじこしゅう)により松明(たいまつ)で照らされた浅草寺本 堂外陣へ「堂上げ」致します。この際 重さ一屯以上も有る一之宮・二之宮・三之宮 が本堂階段を昇る様は荘厳かつ優美で、見る者を圧倒するものであります。 同時に仲見世参道には「慈灯の道」(じとうのみち)参道中央に蝋燭が灯り本社神輿 の一夜奉安を慶祝します。
本堂外陣に納められた一之宮(土師真中知命)<はじのまつちのみこと>・二之宮(檜 前浜成命)<ひのくまはまなりのみこと>・三之宮(檜前竹成命)<ひのくまたけなり のみこと>のご神体はご本尊の御前で一晩お宿まりし、翌二十日午前、浅草神社宮司 祝詞奏上、浅草寺一山式衆 読経の後、本堂より「堂下げ」して浅草寺境内に安置され、夕刻 本 社神輿三基は氏子衆の手により浅草神社に還御致します。 浅草寺僧侶らによる読経と浅草神社宮司祝詞奏上を同時に行うこの行事は神仏分離以 前の観音祭とも呼ばれていた三社祭を一部再現し、五月の三社例大祭のプロローグで もあります。
氏子衆:浅草神社を御鎮守とする四十四ヶ町から成る区々に住む者。
神仏分離(神仏混淆禁止令):明治政府の政策により、それまで浅草寺の管轄で あった三社権現社(浅草神社)は、宗教上の分離を図られた。
三社祭:通常、5月第3週の金曜日から日曜日開催
共催:浅草観音奉賛会 浅草神社奉賛会 浅草観光連盟
後援:浅草寺 浅草神社