2月8日 法要午前11時
浅草寺淡島堂にて
観音本堂の西側にある淡島社は、享保以前、即ち約290年以前に和歌山県海草郡加太村の淡島神社から勧請されたといわれております。日常使った針を淡島神社に納め供養する針供養の当日、一般家庭の婦女は勿論、仕立屋、足袋屋、袋物屋などは裁縫を休み針箱の掃除をし、旧針は三宝にのせて供養し、折れた針は豆腐にさして淡島さまに納めました。日常使い古した針に対し、報恩、感謝の念を表すというまことに奥ゆかしい行事ですが浅草寺では現在でも和洋裁学校の生徒など大勢の婦人で賑わいます。
新型コロナウイルス感染症防止等で行事が変更となる場合があります。
詳細は浅草寺ホームページにてご確認ください。