所要時間:約2時間
ソイヤ!ソイヤ!威勢のいい掛け声と共に、百基もの神輿が浅草中を練り歩く三社祭は、毎年五月に行われます。三社祭の期間以外でも一年中見られる(展示されている)神輿が何基かあります。このコースは、それらの神輿を見て回りながら、お祭りを感じてもらう浅草散歩コースです。景気付けに一杯が必要な方は、”電気ブラン”をキュッとやってから、なんていかがでしょうか?甘いものがお好きな方は雷おこし、人形焼、揚げまんじゅうなども楽しめます。
雷門
雷門周辺にはかつて寄席「並木亭」や「大金亭」があり又、吾妻橋との間には義太夫寄席「東橋亭」もあった。震災後は並木亭が貸席として復興し、昭和20年頃まで続いた。雷門から仲見世・仁王門・五重塔界隈は落語“おふかい”“傾城瀬川”“粗忽長屋”“付け馬”“仁王か”等々に登場する場所である。雷門(風神・雷神門)は天慶5年(942)の創建、慶応元年(1985)焼失し、昭和35年松下幸之助氏の寄付で再建したものです。
浅草文化観光センター
雷門の前にある、浅草文化観光センターは台東区の観光案内施設です。1階の案内カウンターでは日本語、英語、中国語、韓国語による観光案内、外貨両替、トイレが完備されています。2階の観光情報コーナーでは観光情報誌が無料閲覧でき、無線LANやAC電源もあります。また、授乳ブースや調乳用温水器も利用できます。6階では多目的スペースで休憩もできます。8階の展望テラスは浅草のまちや東京スカイツリーが一望できます。
仲見世界隈 - 中央町会の神輿・仲見世町会の神輿
雷門をくぐって仲見世に入ります。ところで仲見世界隈に限らず、浅草には、食べ物屋さんがいっぱいあります。天ぷら、寿司、とんかつ、ふぐ、お好み焼き、もんじゃ、焼き鳥、釜飯、中華、洋食、珍しいところではロシア料理etc。あ!そういえば平成15年3月スタートの、浅草が舞台の朝ドラ「こころ」のヒロインの家は、うなぎ屋だったっけ。あ~うなぎ食べたい。食べる処は、ぜひ、当会ホームページの仲間たちコンテンツ「食べる」のところをご覧ください。絶対にお勧めです!仲見世をはさんで、浅草中央町会(新仲見世通りそば)の事務所、仲見世町会の事務所では、それぞれ三社祭で担ぐ神輿を飾っています。両方とも三社型です。
浅草寺と浅草神社
浅草寺縁起によると推古天皇36年(628年)檜前浜成(ひのくまはまなり)・竹成(たけなり)の二兄弟が隅田川で漁をしていたところ、網に人の形をした像がかかりました。地元の長土師真仲知(はじのなかとも)の鑑定で、その像はありがたい観音像であることがわかり、お堂を建てて、三人で祀りしたのが浅草観音金龍山浅草寺の始まりと伝えられています。「三社さま」で親しまれている浅草神社は、三人を祭神とするので、三社の名が付けられました。浅草神社の本社神輿である一之宮、二之宮、三之宮は、境内の神輿蔵に保管されています。(祭礼期間以外神輿をみることは出来ません。)
言問通り~ひさご通り
浅草寺裏に出て、九代目市川団十郎暫像をさらに過ぎて、言問通りに出ます。「ふぐの三浦屋」の店の前には、なんと個人所有の神輿が飾られています。この三社型の「三浦屋神輿」一見の価値ありです。ふぐも、とても美味しいですよ。
国際通り
国際通りにある、浅草ビューホテルのロビーに入ると、神輿が出迎えてくれます。また、同ホテルの裏手のところには、芝崎中町会で三社祭の時に担がれる神輿が、子供神輿と一緒に飾られています。
六区ブロードウェイ
浅草公園町会の神輿は、JRAあさくさウィンズビルに飾られています。
国際通りと雷門通り
六区ブロードウェイから、国際通りにもどり、雷門通り方面に進んでゆくと、神輿や太鼓の製造販売をしている宮元卯之助商店と、岡田屋布施があります。宮元卯之助商店の4階には、太鼓館があり世界の珍しい太鼓がたくさんあります。
都営浅草線「浅草駅」
駅にも神輿が…。地下鉄都営浅草線の浅草駅の構内には、浅草おかみさん会所有の神輿が飾ってあります。改札を通らないと、正面で見れないので、お帰りは是非都営浅草線をご利用ください。皆様が浅草にお越しになるのを、心よりお待ちしています。